シミの種類と特徴。作らせない!増やさないための対策は?

シミの種類と特徴。作らせない!増やさないための対策は?

シミの種類

シミはメラノサイト(色素細胞)がメラニンを過剰に生成している状態です。

さらに様々な要因で肌のターンオーバーがスムーズにいかなくなり、肌内部にメラニンが蓄積してシミとなって出現。

よの女性を悩ませるシミですが、シミにはいくつかタイプがあって原因もそれぞれ違います。

老人性色素斑

シミに悩む女性の多くは、この老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)タイプです。

大きさは直径数mm~数cmくらいで、ほぼ円形なのが特徴。紫外線の当たりやすい頬の高い位置や肩、腕に手の甲などにできやすいシミ。

40代以降になると現れることが多いですが、紫外線の影響が大きいので長年浴び続けてきた人ほどできやすいので、年齢を問わず紫外線対策をきちんとすることがとても大切です。

肝斑

肝斑はほほ骨・目の周りを中心に左右対称にあらわれるのが特徴で、はっきりした輪郭をもたず、もやっと薄褐色のシミが広がるため、一見顔色がすぐれないような印象に見えるケースも。

女性ホルモンの影響を受けやすいため、妊娠中に現れることがあります。また紫外線を浴びるとシミが濃くなったり、範囲が広がったりする場合があります。

厳密な発生のメカニズムについては、実はまだはっきりとしていませんが、高齢となって閉経を迎えるとシミが薄くなったり消えたりすることから、女性ホルモンのバランスが関わっていることは間違いないでしょう。

そばかす

そばかすは正式には「雀卵斑(じゃくらんはん)」といい、遺伝的な要素大きいとされています。

白人の方や、生まれつき肌の色が白い方にできやすく、思春期に濃くなる傾向があります。

大人になると薄くなるといわれていますが、体質や環境によっては、そばかすが濃くなってしまうことも。そばかすができやすい方は、たとえ思春期を過ぎても十分な対策を心がけることが大切。

シミを作らせない!増やさない!今すぐできる対策

天気や季節に惑わされないで!

シミができる最大の原因は「紫外線」。どんな種類のシミも、そばかすも紫外線を浴びることで悪化するのは間違いありません。

この紫外線は4〜9月が最も強いですが、曇りの日も雨の日も、UVA(紫外線A波)・UVB(紫外線B波)ともに、意外と多くの量の紫外線が一年を通じて降り注いでいます。

12月〜2月は紫外線量は少ない季節なので油断しがちですが、シワやたるみに影響を及ぼすUVAは、季節による変動が少なく常に降り注いでいます。

UVAは肌の深部まで到達し、弾力線維であるコラーゲンやエラスチンにダメージを与えるため、シミだけでなくシワやたるみの原因に。

なので紫外線対策は年中無休で行うことはマスト!

肌のターンオーバーを正常に

ターンオーバーとは、肌の生まれ変わりのことです。

古くなった皮膚が角質として剥がれ落ち、下にあった新しい皮膚が表に出てくるサイクルのことを指し、くすみやシミのない健康で美しい肌を保つには、生まれ変わりのサイクルを正常に保つことが大切。

過剰に生成されたメラニンは、ターンオーバーによって垢とともに排出されていきます。ターンオーバーのサイクルは通常であれば30日前後。

サイクルは加齢によって少しずつ遅くなってしまいます。

また、ダイエットや偏食による栄養不足、肌の乾燥もターンオーバーが乱れる原因です。

ターンオーバーを促進させるためには、睡眠や食事、スキンケアなど、生活習慣を改善していくことが大切。

シミやそばかす対策は「早め」&「継続」が鍵。正しくケアすればシミは改善・予防ができるので、諦めずに毎日のケアを続けてくださいね。

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